Everything's beautiful

辺境の地で愛を叫ぶ

君へのエール

手越くんの本読みました。(手越担の娘が買ったのを貸してもらった。)

帯や内容から、フォトエッセイとして出版されたこの本が、ファンに自分の想いを伝えるためのファンブックにしたかった手越くんと、興味本位の大勢の人にも売りまくりたい出版社の思惑が行き違ってしまったんだろうなと感じた。

スピードを望んだのは手越くんの意思だとは思うけど、それにより"ファンに想いを伝える"という一番大切な部分がないがしろにされてしまった感は否めない。

わたしが読んでめちゃくちゃ腹が立った部分は、きっとまともに校正もされなかっただろうことを考えて(手越くんの真意ではなく)表現の問題として胸におさめたけれど、一番残念だったのは、この本で手越くんが自信満々に語っているたくさんの夢が、とうてい実現不可能に思えてしまったことだ。

わたしは心の底から‪増田担なので、この本に書かれている"手越祐也のフィルターを通した事実"を、"増田貴久を好きな自分"というフィルターを通してしか受け取れないし、そのフィルターは一方から見たらめちゃくちゃ歪んでいることを自覚したうえで、それでも4人のNEWSを見てきた5年間の中で、わたしは手越くんのことだってたくさん愛してきたと思っている。

残念ながらファンになるのが遅くてテゴマスの活動をリアルタイムで見ることはかなわなかったけれど、NEWSの歌でもテゴマスのハモにはいつも心が震えたし、突き抜ける高音に何度も痺れたし、ステージ上でファンに見せるキラッキラの笑顔や、メンバーに囲まれて笑ってる顔や、ファンのサプライズに思わず泣いた顔がまんま5歳児だったこと、負けん気は強いけど素直で、誰よりも努力家でまっすぐな手越くんが大好きだった。

退所のあと、増田担としてあまりにも自然に3人のNEWSへ気持ちがシフトしていくのと同時に、手越くんの記者会見には何も心を動かされなかった自分は、やっぱり増田担としてのフィルターを通してしか手越くんを見れてなかったんだと自覚したし、でも一方で手越くんなら、ここから飛び出して誰もできなかったことをやり遂げたり、いろんな制約や壁を取り払って誰も真似できない活動をしていけるんじゃないかという期待もあった。

それなのに本の中でありのままをさらけ出した手越くんは、あまりにも危うくてあぶなっかしくて、しかもそれをまったく自覚していないことが明らかで、今までどれほど強固な盾に守られてきたのかがわかってしまいなんとも言えない気持ちになった。

‪『僕らなりに彼を守ってきたつもりです』という増田さんの‬言葉の意味が、その時のわたしには本当にわからなくて、それはNEWSが4人になった時に「これからは俺がNEWSのシールドになる」と言ってた彼が、どうしていつの間に守られる側になってしまったんだろうと‬思っていたけれど、本を読んだら痛いほどわかってしまった。

本当にずっと、あらゆるものから守ってきたんだろうな、ということが。

自分をありのままに見せることで、自分の強みや武器だと思っている部分がもっと世間に知ってもらえると思ったのかもしれないけど、それは逆にバランスが崩れれば一気に崩壊する恐れのある危うさも含んでいる部分で、今まで守られてきたからこそ問題にならなかったけど、守ってくれるものがなくなった生身の手越くんはあまりにもあぶなっかしくて、そんな彼がすごい何かを成し遂げられるとはとても思えなかったことがむなしくて、読み終わって無力感でいっぱいになってしまった。

でも空白の数日のあと自身のYouTubeチャンネルにアップされた動画で手越くんは、本に対する批判に真摯に耳を傾けて謝罪した。

自分の意図しなかったところで自分を応援してくれてるファンを傷つけてしまったことに、誰よりも手越くんが傷ついてるように見えた。

自分を応援してくれるファンを悲しませてしまったことが何よりやりきれないと思っていること、今まではたくさん支えられ守られてきたことを認めてくれたこと、そしてそれに対して素直に謝罪の言葉を言えるところ。

あれだけたくさんの言葉を連ねた本の中には感じることができなかった、手越くんのいいところをこの動画では感じることができて、これからも"すべてはファンのため"という一点を貫いていける君ならきっと大丈夫だよ!できるよ!と励ましてあげたくなるほどに、わたしの気持ちもいつの間にか軽くなっていた。

きっと今の手越くんの周りにいる人たちが、ファンの重要性をあまりわかっていないのかもしれなくて、だからここまで話題作りやスピードばかりが注目されがちだったんだろうけど、手越くん本人は心からファンを大切に思ってるんだなというのが伝わってきたのが何より嬉しかった。

NEWS時代からずっと一番つらい思いをしてきたのはきっと手越くんのファンで、そんなファンの人たちが、退所してからどんどん活躍する手越くんをリアルタイムで追えて、SNSで直接自分の声を届けられる現状を「今が一番幸せ」と言っているのを見て、NEWSの手越くん、ステージ上で輝く手越くんからたくさんの幸せをもらってきたわたしは内心は複雑だったけれど、でもジャニーズの手越くんではファンを本当には幸せにはできていなかったのかもしれないとも思った。

それは‪ジャニーズにいた手越くんでは、いくらすごいパフォーマンスを見せたとしてもそことは違う部分、プライベートのことを面白おかしく書きたてられたり、それに伴い批判や中傷をされたりということから逃れられなくて、そういうことに傷ついてきた人がたくさんいたことを思うと、今は少なくとも手越くんのことを大好きなファンのことは幸せにしてあげられているのなら、それでよかったんだろうな、と思っている。

スーパーポジティブという言葉にとらわれて、何があってもがむしゃらに突き進むだけでは取りこぼしてしまうだろうことが心配だったけれど、今回のことで謙虚さは負けではないことを知り、いったん立ち止まってファンの声に耳を傾けてくれる姿勢があるなら、これからは最強のチーム手越として進んでいけるだろうと信じられた。

わたしはこれからも手越くんのファンクラブに入るような積極的な応援はしないけれど、近くて遠い場所からそっと心を寄せ続けて、手越くんのたくさんの夢が叶うことを願っている。

それにしても手越くんて本当に変な人だなぁっていうのが本を通しての印象で、でもそんな手越くんと一緒にいつまでも4人でNEWSを続けたいと願った、まっすー、慶ちゃん、シゲもやっぱり変な人たちで、アイドルって変じゃないときっとやっていけないんだろうな。笑

そんなアイドルを応援するファンもやっぱりきっとどこか変なんだろうけど、こんなにも思いを込め人生をかけて愛していくことこそが"笑えるほど愚かで泣けるほど愛おしい青春"なのかなって思うし、そんな自分を嫌いじゃないなって、今は思っています。

音楽の日の「生きろ」がくれたもの

 

「アンコントロールというか。なんかこう、なかなかならない感情になりましたね」

 

 

 

 いつものように淡々と話すその口から出た「アンコントロール」という言葉に胸がざわついた。

 

 

 

 

「ヤバイなって思いながらずっと歌い続けて歌い終わって、全然コントロールできなかったな、自分の気持ちを、って思ったんすけど、それが結果的に良かったと言ってくださる方がたくさんいて、ちょっとホッとしたというかね」

 

 

 

 

NEWSが3人で「生きろ」を披露した音楽の日から、もう2週間以上も経ったんですね。

いまだに毎日見てしまうし、そのたびにその圧倒的な熱量というか、あの場に満ちていたとてつもないエネルギーが画面を通して自分の心にもなだれ込んできて、感情を激しく揺さぶられてしまいます。

冒頭に引用したのはシゲのソロラジオSORASHIGE BOOKでシゲ自身が音楽の日について語った言葉だけれど、たぶん3人のなかでは一番冷静で、俯瞰でものを見ることができるシゲが、それでも自分をコントロールできなくなるほどに、3人になってから初めての生放送の歌番組でのパフォーマンスには、並々ならない思いと揺れ動く感情があったことが伝わってきます。

わたし自身も当日リアルタイムで見ていたため、その熱さに心が激しく揺さぶられてその夜はとても眠ることができないくらいでしたから、パフォーマンスをした当人たちはなおさらだったことと思います。

 

全力のパフォーマンスを終えたあと、

「楽屋に戻ってから、まだ息ぎれしてる中で自然と3人で拳を合わせた」

「3人で拳を合わせた瞬間が、本当にスタートした」気がしたと慶ちゃんは語ってくれました。(KちゃんNEWSより)

この日のパフォーマンスはもしかしたら、NEWSがこれから歩む道のりを決定づけるくらいの意味を持っていたのかもしれません。

 

音楽の日で「生きろ」を歌うことになったのは、"番組でいつもお世話になっている方にリクエストをいただいたから"だそうで(増田貴久の〇〇より)、きっとNEWSのことをよく知っているであろうその方が、3人になったNEWSが初めて出演する音楽番組でのパフォーマンスとして「生きろ」がいいんじゃないかと望んでくれたことは、3人のNEWSが持つパワーが「生きろ」を歌うことでより引き出されると思ってくれたのかな、と勝手な推測ですがそんなふうに思いました。

そしてそれは「生きろ」を初披露した2年前から、いつでも全力で、魂を込めて歌ってきた過程があったからこそで、それをちゃんと見ていてくれた方がいたことにも、そして3人になったNEWSの「生きろ」が、生放送でのパフォーマンスにふさわしいと思ってくれたことにも、ファンとしてそのすべてにとても胸が熱くなります。

そしてそれに応えた3人のNEWSの「生きろ」が、4人での全力を超えるほどのエネルギーで、見る人の心を揺さぶり、ファンのみならずたくさんの人の心に何かを残したことを思うと、やはりそれはこの「不思議な力を持つ楽曲」に導かれたようにも思えてきます。

 

あまりにも魂を込めすぎて感情がコントロールできなかったのは、シゲだけではなくきっと慶ちゃんもまっすーも同じで、特に手越くんが歌っていた大サビを歌ったまっすーの、自分のすべてをぶつけるような全身全霊の歌声と、さらにそこからシゲと慶ちゃんを見てふっと笑顔を見せたその凄みに圧倒され、心が震えてどうしようもありませんでした。

 

 

「みんな声震えてたし歌い終わった後、みんな涙目だった」(増田貴久の〇〇)

「いろんなスタッフさんが泣いてくれてた」(NEWSな2人での慶ちゃん)

「テレビ越しにもファンの声が聞こえてくるような、特殊な経験をした。熱い思いって伝わるんだな」(SORASHIGE BOOK)

 

三人三様の言葉からにじみ出る、この日の「生きろ」から得たものは、NEWS自身にもファンにも、生きる力やつらくとも前に進んでいく力をくれたような気がします。

いろんな感情を歌声にのせるまっすーと、見守る慶ちゃんとシゲ。

3人が作った三角形がこれほど美しかったのは、そこにNEWSとしての今までとこれからが、すべてつまっていたからかもしれません。

そしてそこから踏み出した一歩が、「これからの未来を3人で作っていこうぜっていう決意みたいなものを、言葉を交わさずとも3人で思えた」(KちゃんNEWS)のなら、ファンとしてこれほど心強いことはなくて、しっかりと結ばれた3人の絆が、泣きたくなるほどうれしかったです。

 

4人から1人が抜けるということは、きっと四肢のひとつを失うような痛みとダメージだと思っていたけれど、傷も痛みももちろんあったに違いないけれど、それを感じさせないくらいの全力で走り続ける3人が、とても眩しくて愛おしいです。

もっと頑張って、なんて言葉を、今までだって全力で頑張ってきた人たちに絶対に言えないけれど、歌というパフォーマンスを通して、アイドルとしてジャニーズとして、どれほど全力で生ききるつもりなのかを痛いほど感じて、それでもファンに寄り添う優しさは決して忘れないNEWSと一緒に、これからもともに歩み、たくさんの幸せを一緒に作っていけるのかと思うと、とても胸が熱いです。

ファンの不安も心配も全部わかってくれて、それでも全力で走り続ける姿を見せることで、未来を作っていこうとしてくれるNEWSのこれからには期待しかないし、全身全霊の「生きろ」から始まった3人の未来は、きっととても輝いているに違いありません。

 

そんなNEWSをもうすでに好きになりすぎているわたしだけれど。

慶ちゃん、シゲ、まっすー。

これからもどうぞよろしくね。

さよならFantastic4

手越くん、やめちゃったね。

たった5年だけど彼らを見てきて、本当にファンタスティックな4人だったな、と思う。

山下くんと錦戸くんが抜けてからの4人の軌跡は本当に奇跡みたいで、もどかしい思いをしたことも悲しい思いをしたこともあるにはあるけど、それでも4人が「NEWSのために」という思いでどんどん自分をスキルアップしていって、ソロのお仕事も次第に増えていって、それによってNEWSというグループが少しずつ少しずつ上に昇っていくのも感じてて、夢をひとつずつ叶えていくのを応援できてしぬほど幸せだった。

歌もどんどんうまくなっていったし、4人それぞれの声の特性や得意分野に合わせた歌割りも増えていって、ハモりやフェイクやラップが入った歌をめちゃくちゃカッコよく歌えて、そんな4人の歌が大好きだった。

「東西南北に素敵なNEWSを届けよう」という思いで9人からスタートしたNEWSが、4人という形になってしまった時、それでも"NEWS"の文字のひとつひとつを自分たちに当てはめ、それぞれが自分にしかできない役割を担うことで、誰かに偏ることなくバランスのとれた4つの文字のNEWSを作り上げたことは、それこそファンタスティックな奇跡だと思った。

その形が変わる未来が来るなんて思ってなかったから、3人のNEWSという現実がもうここにあることが不思議で、Mステ見てかっこいい!かわいい!って騒ぎながらも、どこかでまだ夢なんじゃないかと、ちょっとだけ思っている。

NEWSが3人で届けてくれたJohnny's World Happy LIVE with YOU。

3人の渾身のステージは、しばらく長文を書くことから逃げていたわたしを、どうしてもこれを見て感じた気持ちを残したいという思いに駆り立て、久しぶりに半日かけて書いたブログをアップした20分後に、そのメールは届いた。

「メンバーより、皆さまに大切なお知らせがございます。」

この言葉から、もう逃れられない現実を悟り、光も音も何もない世界に放り込まれたような気持ちになった。

抑えめのトーンで話し始める慶ちゃん、自分の言葉で思いを伝えてくれるシゲ、そして、「いつか、いつか認めていただけるように」の声が震えるまっすー。

立派だったけれどもどうしても悲壮感がつらくて、こんな姿が3人のスタートであってほしくなかったから、その前日がHappy LIVE with YOUの配信だったことは本当に心の救いになった。

最初に見た時は「手越くんの戻る場所を守っている」と感じたライブだけれど、今ではあれが3人の本当のスタートだったと、そう思っている。

4人のNEWSの最後であり、3人のNEWSのスタート。

そしてその歌声や表情から、そこにたしかにファンの存在を感じていることが伝わってきて、だから3人は新しいNEWSのスタートに、ちゃんとファンを立ち合わせてくれたんだな、と思った。

そんな3人をこれからも応援していけることがすごくうれしい。

NEWSを残してくれて、守ってくれてありがとう。

ずっと過ごしてきた怒涛の毎日の中で、NEWSに残った3人への思いはどんどん揺るぎなくなっていく一方で、手越くんの記者会見には少しも心を動かされなかった自分に少しびっくりした。

わたしが好きだった手越くんはNEWSの中にいるNEWSのメンバーの手越くんだったことを思い知ってしまい、手越くんがたくさんの言葉で伝えようとすればするほど、自分の心が凪いでいくことがちょっとだけ寂しかった。

きっとわたしが好きだったのは、メンバーのフィルターを通した「NEWSの手越くん」であり、まっすーとアイコンタクトしながら声を合わせたり、慶ちゃんの歌への努力に寄り添ってくれたり、シゲと運命の双子のような手越祐也で、いつも4人の輪の中で笑ってる手越くんだったから、NEWSという場所から去った彼は、わたしの心からも静かに去っていってしまったのかもしれない。

わたしはこれからは4人に振り向けていた感情と愛情のメーターを3人に割り振って全力で愛を注いでいくから、別の道をいく人にそれを残しておく余裕はないけれど、これからはその真っ直ぐさと純粋さで、あなたを愛してくれているファンを幸せにしてあげてください。

あ、あと、「今後は、ありがとうとごめんねをちゃんと言える人になってください!」という、あなたへの最後の言葉、もし届いたなら、ずっと大切にしてください。

ファンタスティックな愛を見せてくれた4人のNEWSと、5年間でもらったたくさんの幸せな思い出を宝物としてしっかり胸にしまったから、これからは新しいNEWSと一緒に、新しい愛の形を作っていきたい。

一番ファンタジーだった存在がいなくなって、これからはエロティックなオトナのNEWSになるのかな!えっちなお兄さんたちがかわいくダンス踊ってるMステ見て、新たな扉が開く音がしました。

不安で眠れなかったたくさんの夜も、朝が来て何も変わっていない絶望も、もう全部終わったから、これからは3人と一緒に幸せな夢だけを見ていくね。

さよなら Fantastic4

クローバーとU R not aloneとその不在について

ジャニーズ事務所が行っているSmile Up!Projectの一環として行なわれた無観客配信ライブJohnny's World Happy LIVE with YOU。日替わりで登場するジャニーズアーティストの中でNEWSは3日目に登場しました。

このライブへのNEWSの参加が決まった時は素直にうれしいと思いました。

事務所をあげてのチャリティーにもし出演できないとしたら、その方が問題だと思ったからです。

でもそのあと更新されたジャニーズWebのNEWSRINGで増田さんが「今、3人で出ることを不安だったり嫌だと思う方もいらっしゃると思いますが」と書いていたように、この場所に手越くんがいないことと、3人で行われるパフォーマンスに対しては、ファンの中でもそれは様々な感情も葛藤もあったことと思います。

わたし自身は嫌だと思う気持ちはなかったけど、不安という部分で言えば、3人のパフォーマンスが不安というよりは、それを見た感情の行く末がどうなるのかが自分でも掴めず、そのことへの不安、というよりは怖さがありました。

 

そもそも手越くんの一連が起こってから、わたしは自分自身でも揺れ動く感情に翻弄され続け、このことに対してほとんど語ることができませんでした。

真偽のわからないネットニュースはすべて読まず、タイトルだけ一応チェックする、というスタンスでやってきて、今どういう風に騒がれているのかはなんとなくは把握しているけれど、かと言ってそんな報道を前提として話をしたくないという気持ちも強くありました。

はっきりしているのは「感染拡大防止のために外出自粛が要請され、事務所をあげてSTAY HOMEを呼びかけている最中に、手越くんが酒席を伴う外出をした」こと。

そして「チャリティーソングの活動から外されたあとも再びの外出により、事務所から無期限の芸能活動停止を言い渡された」こと。

これだけでもグループにとってじゅうぶんダメージの大きい出来事にも関わらず、それに対して週刊誌やスポーツ紙には、好き勝手に書かれた見たくもないタイトルがずらりと並ぶ状況に、憤りも悲しみも心配もそれは様々な感情はあったけれど、はたしてそれを表に出していいものか、ちっぽけなわたしがいくら叫んだところでどうにもならないという気持ちと、自分の想いを伝えることは傲慢なのではないかという葛藤と、それでもファンのいろんな想いが集まってNEWSにも届いたことが、もしかしたら未来の希望になり得るかもしれない可能性と、そんな揺れ動く日々を過ごす中で、ようやく見つけた自分の揺るぎない気持ちは「わたしはNEWSの歌が好きだし、そしてそこには絶対に手越くんの声がなくてはならない」ということでした。

 

かと言って、「また4人のNEWSの歌が聴きたい!手越くん早く戻ってきて!4人じゃなきゃ絶対に嫌だ!」と死に物狂いで叫び、しがみつけばいいのか、それとも、すべてなるようにしかならないと達観し、成り行きを静かに見守るのが大人としての態度なのか、どちらが正解なのか、どちらがより未来に繋がるのかはわからないままで、だから何も言えない状況は変わらないまま、この配信の日を迎えることになりました。

 

ライブ配信に先立ってFC会員ページで今日のパフォーマンスについての動画が公開されました。

そこで3人は「初披露する楽曲とかまだ映像化になっていない楽曲とか」をやると語っていました。

初披露、ということはまだライブで披露できていないアルバムSTORYの中の楽曲なのかな、と思ったときに、真っ先に思い浮かんだのはクローバーでした。

クローバーについては、初めて聴いた時からあまりにも思い入れてしまったために、この曲を語るブログを書きたいとずっと思いつつ、でも自分の中の感情をとうてい表現できる気がしなくて、結局語らないままここまで来てしまいました。

 

NEWSが辿ってきた紆余曲折を思うときに浮かぶイメージは「ファンが支えていないとなくなってしまったかもしれないグループ」であり、それはわたしがファンになってからのこの5年間でも、その不安定なイメージはずっとついてまわっていたように思います。

シングルやアルバムが発売できたり、毎年ツアーを回れるのが当たり前と思えるようになったのは、本当にここ数年のことで、ファンの存在に支えられてなんとか続いてきたようなそんなNEWSが、最近はソロの仕事も次々と決まり、すっかり活動が安定したように思っていたこのタイミングでのこのクローバーは、悩みや悲しみの中にいる人を支えたり包み込んだりエールを送る言葉が並び、いつの間にかファンが支えていたNEWSから、聴く人を支えるために曲を作り、歌えるまでになったんだな、という感慨がこみ上げる楽曲でもありました。

そして、応援歌というものがそんなに好きなわけではないはずのわたしにここまで刺さったのは、それがNEWSくんたち自身から出た等身大の言葉であり、そしてそれが誰よりもファンを思って書かれていることが、強く伝わってきたからだと思います。

 

 

逃げる場所にしたっていい

辛くなるなら、聞かなくていい

 

 

 

 

特に増田さんのこのパートは、少し頼りなかったNEWSのイメージを吹き飛ばすくらいの力強さに満ちていて、初めて聴いたときから心の奥深くに突き刺さりました。

たくさんの人に聞いてもらえなくては成り立たないアイドルという立場から、それでも「辛くなるなら、聞かなくていい」という選択肢を与えられるその大きさに、NEWSに心を寄せてくれたすべての人の支えになりたい、いろいろな人のいろいろな想いを全部受け止めたうえでその希望になりたい、という強い思いがあふれ出ているようで、こんな言葉を紡げる増田さんが本当に強くて優しくて人間としてどこまでも大きくて、だからこれまでもこんなにも大好きなのに、どんどん好きという気持ちが天元突破し続けていくんだと思うんです。

 

 

そんなNEWSが、このライブ配信で一曲目に選んだのがクローバーでした。

もしそうだとしたらどうしよう、というわたしの予感は的中し、とても冷静でいられるわけがなく、3人で歌うこの曲に感情が揺さぶられすぎて、曲の始まりから終わりまで、そして終わったあともずっとずっと泣いていました。

 

もしクローバーだとしたら。

あのとき自分がどう思ったのか思い出そうとすると、もしクローバーならそれは、ファンに対してではなく、そこにいない手越くんへのなんらかの意味が込められているとしか思えないだろうな、と考えたような気がします。

ほかのグループのファンも見るライブ、事務所をあげてのチャリティーの場ということをふまえて、よく知られている6人時代以前の楽曲を中心にして、手越くんの不在を目立たせない構成にすることもできたはず。

でもNEWSはそうはしなかった。

 

この日のセットリストは

 

  • クローバー(STORYより)
  • weeeek
  • エンドレス・サマー
  • Going that way(小山くんソロ)
  • 世界(シゲアキくんソロ)
  • 戀(増田さんソロ)
  • U R not alone

 

 

どんな曲を歌うのか、事前になんとなく予想していたものとはまったく違っていて、(weeeekはやると思っていたけど)ああ、そうだ、こういうときにこういう曲を持ってくるNEWSだった、だからここまで好きになったんだよなと、改めて感じたセットリストでした。

不安や葛藤を抱いているファンも、手越くんがいないNEWSへの好奇心から見る人も、事務所や仕事の関係者やスタッフさんたちも、そういったいろんな人たちが、いろんな想いで見るライブで、自分たちのパフォーマンスを通して何が伝えられるのか、どうすれば想いを感じてもらえるのかを、考えに考え尽くしてできたセットリストと演出だったと思います。

そしてそこにはもしかしたら、手越くん本人への、3人からの想いも込められていたのかもしれません。

いろんなことがまだ不確実な今は、このパフォーマンスを通してNEWSが本当に伝えたいメッセージがなんなのかはわからないし、勝手な憶測にしかならないのをわかったうえで、でもやっぱり4人で作ったクローバーと、U R not aloneを歌うことを選んだ意味を考えてしまいます。

 

4人で作り4人がひとりずつ歌い継いでいくクローバー、そしてAメロBメロの2人ずつの掛け合いとやはりひとりずつパートを繋ぐ大サビが印象的なU R not alone。

絶対に4人でしか歌えないと思っていた楽曲を歌うことを選んだ3人。

クローバーでは、増田さん、シゲ、慶ちゃんと歌い継いだあとの手越くんパートは、前半はトラックだけが流れて誰も歌わず、そこでわたしは思わず「手越くんの戻る場所を3人が守っている」と感じてしまいました。もしクローバーを3人で歌うなら、手越くんパートを全員で歌うしか選択肢はないと思っていたからです。

別々の場所でそれぞれソロパートを歌った3人が、手越くんのパートのトラックが流れるなか中央に集まってきて、そして3人が出会ったところから手越くんパートの後半部分を、声を合わせて歌う。ペンライトの波のように、会場を光が埋め尽くしていく。

6人時代にメンバー6人で作ったShareは、今はいないメンバーの作ったパートも、現メンバーに割り振られています。

でもクローバーの手越くんのパートを、前半は歌わず後半は3人で歌うという構成にした意味を、そもそもクローバーをこの場で歌うことを選んだ意味を、どうしても考えてしまいました。

 

そのあとはいつものライブのようにステージが進んでいくなかで、ことさら手越くんの不在を意識することはありませんでした。そこに姿がない違和感も声が聞こえない寂しさももちろん感じながら、どうすれば自分たちを最大限に魅せることができるかを知り尽くした、巧みな構成と演出がされたそのステージに、ずっと魅了されていました。

 

そしてラストは、ファンの合唱パートがあるU R not alone。

手越くん、そしてファンという2つの不在ができてしまうこの楽曲を、それでもこのライブでのラストに選んだNEWS。

ライブではいつも、ファンの合唱パートで両手を広げ、その歌声を全身で感じようとする姿に胸打たれてきたけれど、今回もそうやって、聞こえないはずのファンの歌声を感じようとしているNEWSに、声を合わせて歌いながらも涙がこみ上げて抑えきれなくなりました。

そして大サビ。

手越くんパートを、誰も歌いませんでした。

そこに流れるメロディと表示される歌詞テロップだけが、そこにいるはずの人の不在を示していました。

4人でしか歌えないと思っていた歌を歌った3人。でも3人でその歌を成立させることはしなかった。

これも手越くんが戻る場所をあけて待っているという意志だと、わたしはそう受け止めました。

それはきっと、自分たちの思いを自分の好きなように発信することもままならないであろう彼らが放つ、強烈なメッセージとして、わたしに突き刺さりました。

U R not aloneの選曲と、手越くんのパートを歌わない選択。

 

 

あの日つまづいて

しゃがみ込んでしまうほどの痛みさえ 

 

 

 

シゲと小山さんと違い、増田さんは口ずさむことすらしなかった。

この時どんな想いだったのかは、きっとずっとわからないままだと思うけど、固く結ばれたその唇に宿る強い意志に、どうしようもなく心が震えました。

 

怒っているように見えても実はお腹がすいているだけだったり、増田さんが本当に他人に対して怒ることなんて、ほとんどないんじゃないかと思っています。それくらい優しくて、繊細なのにどこまでも強くあろうとする増田さんは、ただその声を待っていたのかもしれないし、ファンの合唱のように聞こえないその声に耳を傾けていたのかもしれないし、それとも、生まれた日から今日までを見てきたもうひとりの自分と対峙していたのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

確かな答えは 何処にもないから

探すんだ 恐れないでその足で迷っていい

何度も諦めるかって言えばいい

 

 

今までに何度も何度も歌ってきたわたしたちファンのこのパートのように、答えがなくても探し続ける日々がこれからも続くと思います。

この日の3人の魂のこもったパフォーマンスにも、いろいろな人がいろいろなことを思うだろうけれど、それも全部わかったうえで、精一杯を伝えてくれたNEWS。

わたしにはそれだけでじゅうぶんでした。

まだ未来が描けない今だけれど、もしかしてこのオンラインライブで何かが変わったのかもしれないし、何も変わらないかもしれない。

それでも前を向いて荒野を進んでいくNEWSを、これからも見続けていくつもりです。

 

願わくばその背中が、これからもずっと4人でありますように。

「ボイス 110緊急指令室」感想

注:思いきりネタバレしてるので、まだ8話以降を見てない方は気をつけてね!

 

 

とうとう終わってしまった。

始まる前からあんなに楽しみにして、毎週時間になるとテレビに張り付いて息を飲んで見守ってきた増田さん出演のドラマ「ボイス 110緊急指令室」。発表があったその日から最終回までの約4ヶ月間、わたしにとってファンになって初めて経験する、連続ドラマに出演する増田さん、石川透として生きる増田さんを見てきた日々が終わってしまった。

そして今ものすごく情緒不安定。

何も手につかないしよく眠れないし何をしてても透のことしか考えられない。

もう透に会えないと思うとつらすぎて苦しい。

もしかして、これがロス………?

 

 

 

兄貴の奥さんが殺されたことを震える声で告げる一本の電話。そして現場に駆けつけた兄貴を振り返るときに頬を伝う涙。

増田さん演じる透の初登場から胸が痛くなるシーンだった。

でもわたしのボイスは、その放送のもっと前から始まっていたのかもしれない。

 

待ちに待ってやっと入れたWORLDISTAさいたま公演の初日。

髪を真っ黒に染めて登場した増田さんの姿をモニターで確認した時の衝撃はいまだに忘れられない。

腰が抜けるほどびっくりして本当に意味がわからなくて、隣にいた娘に「ねえ!!黒い!!なんで?!黒い!!」と叫び続けてた(迷惑)

それに何よりその短髪黒髪が似合ってめちゃくちゃかっこよかったし//////(突然のデレ)

 

その日のMCで慶ちゃんが「増田さん!髪どうしたんすか!何かあるんじゃないの?」と振ってくれたけど「何もないですよ?」と返す増田さん。「このひと目が泳いでるよー!何かあるよー!」と慶ちゃんに囃され(言葉は全部ニュアンスです)それでも決して口を割らなかったけれど、ああこれは何かお仕事なんだな、というのがそれではっきりわかった。

あの時の慶ちゃんまじサンキュー!!!!

今考えるとツアー中の黒髪なんて何かのお仕事に違いないんだけど、たぶんあのMCがなかったら理由のわからない黒髪の亡霊になりかねなかった。

とにかくこれで、髪を切って黒く染めなきゃならないお仕事、つまり演技のお仕事だな、という予想がついて、それから発表まではいつRESCUE続編のお知らせが入るか(ライブにTBSからのお花がたくさん来てたので)いやもしかしたら映画かも、などとわくわくそわそわしながら待ち構えること2週間。

待ちに待った増田さんの嬉しいお知らせは、7年ぶりの連続ドラマ出演、日テレの連続ドラマ初出演、初の刑事役、というものだった。

主演の唐沢寿明さんとバディを組む若手刑事役。「ひょうひょうとしたムードメーカーで腕っぷしが強く、バディを組む兄貴をとても慕っている」という石川透くんのキャラクター設定は増田さんにぴったりだと思った。まだファン暦4年のわたしにとっては、連続ドラマに出演する増田さんをリアルタイムで追えるのは初めての経験で、何もかも目新しく嬉しかった。

 

 

そうしていよいよ始まった「ボイス 110緊急指令室」。

クランクインは5月中旬とのことで、ちょうどあのWORLDISTAさいたまの頃。

だからあの時の増田さんはもう透が入っていたんだろうなぁ。

もちろんライブ中は全力でアイドルだけど、演技のお仕事の時はプライベートでも役が抜けないことがある、というのは今まで見聞きしていて、そしてまさにその言葉通りに石川透として生きる増田さんをこの夏はずっと見続けることになる。

 

原作は韓国ドラマで、その配信を先に見るという手もあったけど、見る時間もなかったところに増田さんが、「知らないで日本版を先に見たほうが楽しめるよ」と雑誌で言っていたこともあり、なんの先入観もなく見始めたボイス。

最初はシリアスなストーリーの中での癒しキャラという設定通り、兄貴にくっついてるワンコみたいなかわいい透だったし、やたらと「兄貴!」って言うから1話の中で何回兄貴って言ったか数えたりして遊んでいたけど、中盤くらいからだんだん雲行きが怪しくなってきた。

兄貴が大好きでたまらない透。腕っぷしが強い敏腕刑事。ムードメーカー。癒しキャラ。まさかこれが全部、壮大な振りだったなんて。

中盤からもう、黒幕は透しかいないんじゃないか、みたいな話が出てきてたけど、そんなわけないじゃん、と全然信じてなかったけど。

だってそんなことあるわけない。こんなに兄貴が大好きで、警察官の仕事が大好きで、いつも真剣に人の命を守ろうと奮闘している透が、そんなわけない…………………

 

アイドルとして「演技の現場にはお邪魔させてもらってる、という気持ちがある。」と語っていた増田さん。錚々たるベテランの役者さんたちに囲まれた若手の立場で、そんな複雑な役をやるわけない、という気持ちが、わたし自身もどこかにあったのかもしれない。

でも結局、透が警察内部の黒幕で内通者だった。

誰かを守るために共に命をかけてきた仲間たちを、ずっと裏切っていた存在だった。

透は警察官の仕事に誰よりも誇りを持ち、通報者を守るための情熱は誰にも負けないと思っていた。いや、事実そうだったと思う。今までの事件を見ていて、救出された人たちがくれる感謝の言葉に向ける優しい笑顔。その表情だけで、透がどれだけ他人のことを思いやれる人なのか、そしてどれだけ警察官の仕事に情熱を持っているかが伝わってきた。

だから脅されていたとはいえ、まさか透が…………という衝撃があまりにも強くて、全然受け入れられなかった。受け入れたくなかった。

だって、もしそうだとしたら、あまりにもつらすぎるよ透ちゃん……………………

 

 

9話。わたしの中で決定的に何かが変わった。

 

透が内通者であることがはっきりと明かされ、兄貴に呼び出されて中華屋でお互いの感情をぶつけ合う場面。

クランクインからずっと唐沢さんの背中を見て追いかけ、俳優としてもひとりの男としても尊敬して憧れ、このドラマを通じて仕事でもプライベートでも濃い人間関係を築いてきたその人に、自分のすべてをぶつけたあのシーンは、本当にこの期間での透の、そして増田さんの、人間としての成長が感じられて涙が止まらなかった。

兄貴から弟分への愛。本当の兄弟以上に、ふたりはこれまで絆を深めてきたんだな、と思うとやっぱり泣いてしまう。

透が警察官になった理由はわからないけど、制服で敬礼している笑顔の写真からは、警察官になったことが本当に嬉しかったんだろうなって伝わってくる。母親を早くに亡くし兄弟のいない透は、樋口に出会ってからは本当の兄のように慕い、その背中を追い、その情熱を肌で感じて成長してきたんじゃないかな、と思ったりした。そして透は奥さんを亡くして自暴自棄になった兄貴を、心配して一番そばで支え、荒れる兄貴の代わりに大樹の面倒をみたりもしていたんだろうな。そんな透の支えがあって樋口も徐々に立ち直り、ふたりの絆がいっそう深まったんだと思うとさらに泣けてしまう。(どうか兄貴と透のスピンオフください。出会いから第5号地区殺人事件以前までのふたりを描いたスピンオフを!!ください!!!!)

 

 

 

兄貴にすべてが知られてしまった透は、決着をつけるために真犯人の雫の元へ。

雫を殺そうと拳銃を向けるも反撃に合い拉致されてしまう。

そこは雫の父親の海辺の別荘。

いままで雫がたくさんの人を手にかけてきたその地下室で、上半身裸にされ、後ろ手に手錠をかけられ、血まみれになってうめく透…………………

父親の殺人を目の当たりにして、雫の中に眠っていた怪物が目覚めてしまったその場所で、冷酷な猟奇殺人鬼を前に何もなすすべがなく、残虐に殺されようとしている透………………………………………

 

あまりに衝撃的で、でも今までこのシーンのためにこのドラマを見てきたと言ってもいいくらい、このシーンはわたしの心を占めて離れなくなってしまった。

正義感に溢れていた若い警察官が、過ちで道を踏み外し、心に闇を抱えたまま拘束され何も抵抗できず、健康な若い男を殺すことが何よりの楽しみの殺人鬼にいたぶられ、今まさに殺されようとしている。

楽しそうに獲物をいたぶる殺人鬼、拘束された男の肉体を伝わる赤い血、うめき声のみが響く地下室。

透の鍛え上げられた体がめちゃくちゃ美しくて、だからこそその残虐性がさらに際立っていて、絶対に見てはいけないものを見てしまった気持ちになってしまう。

そしてこの場面セリフが一切ない。

雫は鼻歌でも歌い出しそうなくらいに殺人の過程を楽しみ、透は苦痛に顔を歪ませ、荒く息を吐きながらうめき声をあげる。

表情と息づかいだけで透の苦痛、絶望、悔悟、抵抗、憎しみが痛いくらいに伝わってきて狂いそうだった。

 

 

 

最終話。

突然透の手錠を外す雫。(たぶん無抵抗な透を殺すよりももっと楽しみたくなったんだろうな。心底クソ野郎)さんざん痛めつけられ、殺される寸前の絶望を味わったはずなのに、それでも透は雫に向かっていく。しかし手負いの透は簡単に跳ね返され、さらに暴行されて動けなくなる。

雫は鉄球を手に取り、最後の力を振り絞って向かってきた透を容赦なく打ち砕く。

そしてもう動かない透に、雫は何度も何度も鉄球を振り下ろす。

透の血が辺り一面に飛び散る………………

 

 

 

 

すべての台本は事前に渡してもらったと語った増田さん。

つまりはこのシーンがあることは前もって知っていたわけで、「ドラマ決まってからすぐに体を鍛え始めました!」って言ってたのは、アクションがあるから動けるようにというのももちろんだけど、このシーンのためでもあったんだなぁと思った。

どれだけすごい人なんだ。

全部を計算し、目標を定め、それに向かって決して妥協しない。

自分をとことん追い詰めて、でもそれが当たり前のこととしてここまで20年やってきた、その凄みに圧倒されてしまう。

もちろんアイドルだから、いつもは親しみやすくにこにこ笑って冗談言ってすべって、そういう増田さんも増田さんだけど、その裏にある過酷なほどの努力はいつもは隠されていて、でもそれが増田さんの表現を通して垣間見えた時に、その凄さに打ちのめされてしまう。

どれだけのことを自分に課しているのか。

このドラマのために、透になりきるために、プライベートもすべて石川透として生き、でもその合間にはアイドルとして歌を歌いバラエティ番組にも出て、そこではちゃんとアイドルとしての役割を果たす。

そのバランスがどれほど難しいか。

 

全部が完璧すぎて苦しいよ増田さん。

好きになって、今までも何度もその魅力に打ちのめされてきたけれど、こんなにもその姿を見てきてその言葉を聞いてきて、それでもどこまでも奥深く底知れなくて絶望する。

わたしが増田さんを理解できる時なんて永遠に来ないから。

だからこそこんなにも惹かれ続けるのかもしれないけど。

 

 

何が言いたいのかわからなくなってしまった。もっとドラマの感想いっぱい書きたかったのにな。

唐沢兄貴がいつでもずっとかっこよかったとか、樋口と橘がお互いを「室長」「班長」と呼び合う、馴れ合わないかんじが仕事人て感じで好きだったとか、伊勢谷さん登場からどんどんドラマのテンポがよくなってきてさすがだったとか容姿端麗な殺人鬼役がぴったりで最高だったとか、唐沢さん伊勢谷さんという名優ふたりのアクション対決に痺れたとか、沖原(キム兄)ほんとはいいやつだったのになとか、緒方(田村健太郎さん)のキャラが絶妙にうざくて大好きだったとか、兄貴と透のハイタッチは今見ると泣いちゃうとか、人間の弱さや強さを描き出したストーリーもすごくよかったなとか、そもそもエンタメとしてのツボを心得た脚本がすごく面白かったとか、透のアクションめちゃくちゃかっこよかったなとか、透のセリフが聞き取りやすくて声のトーンも絶妙だったとかとか(結局最後は透♡)

 

 

さらに最終回後にはHuluでオリジナルストーリー「CALL BACK」の配信があり、これがめちゃくちゃめちゃくちゃ(もしかすると本編よりも)よかった。

透のアップと静かなクラシックの音色で始まるのがもう秀逸すぎて、そこだけでHulu1ヶ月分の元はじゅうぶんに取れるくらい最高すぎて死んだ。

少女に向ける「おまわりさん、だよ」の優しい笑顔、蔑んだ目で犯人に銃を突きつけるシーン、夕暮れのラストカット。良質な映画を見たくらいの感動だった。せつなくて苦しくて、それを解消したくてまた見てしまう無限ループ。

警察官をやめた透は、もしボイス続編があったとしても、もう戻ってこないかもしれないと思ってしまう。

そして透ロスがどんどん加速していく。

 

 

この撮影中に増田さんは33歳の誕生日を迎え、そしてジャニーさんが亡くなるという出来事もあった。

余計に忘れられないドラマになったんじゃないかなと思う。

透の弱さも強さも悲しみも優しさも、その全身全霊をかけて表現した増田さん。

唐沢さんが「役もいい役だよね。この役をやり切れば、自分にとってすごくいいことがあると思うよ。世の中の評価も高まると思う」って言ってくれたように、そして増田さん自身の「自分の代表作となるように」という言葉どおり、きっとこの作品で増田さんの俳優としての評価は一段上がったと思う。

やり遂げた増田さんにはこれからもたくさん演技のお仕事してほしいと心から思う。

わたしは増田さんの歌声落ちで歌が大好きだし、ダンスにもさんざん魅了されてきたけど、まさか演技にもこんなに狂わされるとは思わなかったから自分でもびっくりだよ!

でもそういえば去年のゼロ一獲千金ゲームのカズヤにもさんざん狂ったんだっけ。

そしてカズヤを見たプロデューサーさんが石川透役をオファーしたそうなので、わたしがこんなにも透に狂うのは当たり前だったんだな、と今さら気づいた。

どこまでいっても尽きない増田さんの魅力にこれからもぶんぶん振り回されたいけど、今は絶賛ボイスロス継続中。

透ちゃんにまた会いたいよー!!(泣)(泣)(泣)

 

 

 

 

 

 

最後に透を演じるうえで意識した部分などの増田さんの言葉を雑誌から抜粋してのせておきます。自分の備忘録も兼ねて。

 

 

「最初に衣装合わせをしたとき、バラエティに富んだ服の中から、監督やスタッフさんと選んでいて、僕も含めみんなが『これじゃない?』って意見が一致した。そうそう、石川ってこんな感じだよねって。そこで石川のイメージが膨らんだ感じがあったし、石川という役に入るきっかけになったかも」QLAP!8月号

 

 

「心の中は(ドラマの現場には)お邪魔させてもらっているという感覚がある。もちろん出させてもらうからにはプロとしていたいけど」TV navi8月号

 

 

 

「石川は樋口さんのことが大好きで尊敬していて、樋口さんも石川を頼れる後輩として信頼している。やはり、演じる軸にあるのはふたりの関係性ですね。暗かったり、怖かったりするシーンも多いドラマだけど、樋口さんに対する石川の想いが少しだけ優しい空気感をもたらすものになれば」「石川の存在って笑わせるムードメーカーということではなく、樋口さんの隣にどう自然にいられるかがポイントだと思うんです。それって、普段の僕自身が周りに対して思うことでもあるんですよね」CINEMA SQUARE vol.113

 

 

「普段、本を読むのがそこまで得意ではないのですが、いただいた台本を読み始めて、こんなに読む手が止まらないのは初めて。読んでいると、台本の字がまるで"声"になって聞こえてくるようで、ワクワクドキドキしながら読んでいます。」TV navi SMILE vol.33

 

 

「ドラマの話をいちばん初めに聞いた時くらいから、役づくりというか、イメージみたいなものを作っていきました。主演が唐沢さんということもあって体を鍛えなきゃと思いましたね。動ける体で、増田史上、最高に体が締まった状態にしてないとなぁと」「原作のドラマが面白かったのは絶対なので、それをより面白いものにするために、自分がやらせてもらうからには少しでもプラスになれるように、違う色を足せるようにして、しっかりと役を生きたいなと思いますね。兄貴を思う気持ちだったりとか、警察官であることとか、ひとつひとつをちゃんと感じて、石川透をしっかりと生きたいなぁと思います。」TVガイドplus vol.35

 

 

「役をいただいて、まずは美容院に行って髪を染めました。自分を鏡で見ることで意識も変わるというか、そうやって形から向き合いたいなというのがあって。あと、増田史上一番締まった状態で臨みたいなと思い、ジムに行って体づくりから始めました。見た目もそうだし、内面的にもストイックに自分を追い込んでみた感じ」ザテレビジョンzoom vol.37

 

 

「(体を絞り髪型も変えて)見た目が変わった自分を鏡で見て、刑事・石川透になっていきたい」「アイドルという存在って、何でもやらせてもらえる可能性がある代わりに、何でもできなきゃいけない。(略)ずっと"何でもできるように"と思ってきたからこそ、お芝居をさせてもらうことへの熱量や思いがほかと違うということはありません。」 「声質ということでいうと、"石川の声"というのは、生まれるものなのかもしれません。きっと、石川のことをずっと考えていると、自然にいつもとは違う"石川のしゃべり方"になってくるというか。」TVガイドAlpha vol.22

 

 

「ボイスは警察官の役でシリアスなシーンも多いので、プライベートもけっこうストイックに生きてるよ。ずっとドラマのことを考えて、ジムに行く時間がない分、空き時間を見つけては運動して、普段から気をつけている食事もより徹底。以前、舞台をやった時もそうだったけど、気持ち的にずっと役を引きずっている。"役が抜けない"というより"抜かないように"している。」「ドラマの時はまっすーとは別物なんだよ。NEWSの増田でも、増田貴久個人でもなく、その役を生きるつもりで出てる」DUET9月号

 

 

 

「僕が思う石川という役を、僕が背負って、もっともっと成長させて石川というキャラクターを完成させるけど、あくまで自分で演出はしない、というかんじ。増田がやっている、みたいには見られたくない。役と僕を一緒に見られたらへこむ。

ドラマに入っている時期は性格が変わる。ずっとその役のことを考えていると、そんなに役から外れたことをしないようになってくるというか。(それはあえて?)

あえて、かもしれない。していないとダメなんじゃないかと思ってしまう。あんまり関係ないことばかり考えて違う時間を過ごしていると、役が抜けちゃうじゃないですか。歌番組やバラエティは違うけど、例えばボーっとしている時間は今は石川として居るような感じかもしれない。

とにかく役のことをずっと考えてはいる。移動中もずっと台本を読んでいる。台本を読み込みきれていないことが怖い。なるべくゆっくり読んで、ちゃんと深く自分の中に入れていくってことは気をつけている」TVガイドperson vol84

 

 

 

「今はシーンを重ねるごとに、僕の中の"石川像"が濃くなってきています。最初は手探りでしたが、だんだんと核心に近づいていけているという手応えがあります。撮影前は"増田が想像した石川"だったけど、そこから僕の想像した部分がなくなっていって、石川という人物のリアルな存在感が増している気がします。」月刊TVnavi 9月号

 

 

「石川透は、警察官としての顔とプライベートの顔が違って、振り幅がある男。僕自身はオンオフの差があまりないので、そこが難しい部分でもありつつ、どこか新鮮な気持ちにもなる。」BAILA9月号

 

 

(今ハマっている曲は?)

「ないな。ドラマの役を普段も抜かずにいるから音楽も聞く気分にあまりならなくて」DUET10月号

 

 

 

「ドラマの撮影期間中、服は3着くらいで着回し、カバンやサンダルも同じものを使っていたんです。芝居以外のことに気を使わなくていいように、という意味もあって」会報31号

 

 

(透として、増田くんが大事にしてきたものはありますか?)

「プライベートではなるべく自分を排除してたよ!」増田貴久の〇〇

 

 

「自分の中ですごく大きな作品だったボイスがアップしました!唐沢寿明さんとの関わりとしても、とても大事な役をいただけたので、WORLDISTAの途中から撮影に入って4ヵ月ぐらい、かなりストイックに取り組みました。撮影がない時も役の石川透のことを考え続けていたり、増田貴久としてのプライベートなことはなるべく感じないようにして生活していました。それぐらいやらないとできなかった役なので」月間TVnavi11月号

 

 

 

 

雑誌の露出もめちゃくちゃ多かったのでこれでもほんの一部なんだけど(どんだけ!)

増田さんの言葉を集めるほど好きが加速していく。

増田さん、ボイス110緊急指令室 石川透役本当にお疲れさまでした!!!!

大好き!!!!!!!!!

トップガンのMVが最高すぎて狂った話

トップガンのMV最高すぎない???????

 

すでにトップガン/LoveStoryが手元にあるみなさんはもう見た方多いと思うんだけど、なのにこんなに狂ってるのなんかわたししかいないような気がして不安なんだけど、みんなあれ見ても正気を保っていられるの??????? わたし全然ムリなんだけど。おかげで早朝からこんなブログ書いてるんだけど。

一瞬たりとも目を離せない見どころだらけのMV、初見では瞬きする隙がまっっっったく無かったおかげで眼球の水分全部飛んだ。 乾ききった眼球に容赦なく関係なく飛び込んでくる美、美、美、美。

え??4人とも美しすぎない?????????

今まで見てたよく知ってたはずの人たちに、まだ知らない顔があった。 暴力的なまでの美しさが存分に引き出されちゃってて、いったいどうしていいのかわからない。 こんなにも美しい人たちが、薔薇の花の間から肌をさらし、感情を失ってしまったような表情で横たわっているって………。

天才かな?!?!?!?!?!?! 田向監督天才では?!?!?!?!?!?!

いや知ってた。わたしのトップオブMVは今までSkye Beautifulだったんだから。でもそれを超えてきた。

特徴的な「カッカッカッ!」から始まるトップガンのイントロ聞くとあのライブの盛り上がりが思い出されるし、頭サビで始まるこの曲にはどうしたってワクワクしちゃうんだけど、同時に画面に映し出されているのは、薔薇で埋めつくされた額縁の中に横たわる美しい男たち・・・・・・・・??え??どういうこと??????

このトップガン、パワフルなアッパーチューンというコピーついてなかったっけ??そして今まで聞いてきてまさにその通りの楽曲だと思ってたんだけど………。

なのに 監督が思い浮かべたのは、薔薇の中に横たわる美しい男たちなんですよ!!!!!!!!! え?どういうことかわからないな?!?!?!?!?!?!

実際に見たわたしがこんなに混乱してるんだから、見てなくてこれ読んでる人は何がなんだかわからないと思うので、ぜひトップガンのMV見てみてくださいっ!天才とはなんぞや?という答えがここにありますから!!!!!!!!

歌い出しからとてもノリがよく、聴いているだけで思わず体が動いてしまいそうなメロディラインに、目に映るのは血の気のない、死んだように横たわる美しい男たち……これだけでもう狂ってしまいそう。

この歌い出し5秒ですべての元が取れるどころか、もっと払わせてほしいくらいのクオリティ………。わたしにドリームキングダムで勝ち取った一千億円があったら、NEWSと監督とJEに送りつけられたのに。無念。

この時点ですでに美の摂取許容値を超えてて限界なんだけど(早い)、乾いた眼球を凝らしてよーーく見るとこのイケメンたち、歌を……口ずさんでいる………………?

額縁に閉じ込められた生気のない姿から、もしかして死んでる………??という恐怖はここで解消される。安心してください!生きてますよ!!!!!!

でもね、生きてることはわかるけど生気はないの。歌を口ずさみながら、呼吸で胸がかすかに上下するのを見ながら、ざわざわとした胸騒ぎを覚える。

そもそもなんで額縁に閉じ込められてるの……??

そう、「閉じ込められてる」ようにしか見えないんですよ……………。

生気を奪われ意思を奪われ、誰かがこっそりと愛でるためのコレクションとして飾られてるような。

もしかしてどこぞの大富豪が、その財力に任せて集めた秘蔵のコレクションの一部なのかもしれない。

だってもしわたしに有り余る権力と財力があったら、こんなこと絶対やってみたい()

もしかして薔薇の隙間に映る化粧をしている女性、その人こそこのコレクションの持ち主なのかもしれない。 財力にものをいわせ、自分が愛でるためだけに連れてきた自分好みのイケメンを、何らかの方法(たぶんヤバい薬)で意思を奪い、地下にある秘密の隠し部屋の額縁へと閉じ込める。 しかも頭を下にして飾ってんすよ!!!!わあ!!!!なんて悪趣味!!!!!

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死んでしまったらその美しさが削がれてしまうから、死なない程度に、でも自分の意思を持たないように飼いならしながら。 その部屋で薔薇の額縁に閉じ込めたイケメンを眺めながら、自分にも化粧を施して美しさをまとうのが至福の時…………。

うう、頭おかしくなりそうなくらい耽美な世界観……………!

STOP!妄想乱用!これ以上考えたら戻れなくなる危険!!!!!

 

いやしかしみんな肌キレイだなぁ………さすがアイドル……………。 身体のほとんどは隠されているのに、肩まわり、そして一部の手足だけが薔薇から露わになっているのだけど、その肌の白いこと!

特に増田さん…………… 筋肉の盛り上がった男らしい体つきに、金のネックレスをまとわせた肌は白く透き通るように儚げで、見れば見るほど感情が迷子になる…………。あまりの美に狂いそう……………………。 ていうかこの時点でもう狂いまくってるんだけどさ…………。

 

序盤ですっかり魂を抜かれたまま、いよいよサビへ…

なんだけどここから一転!!!!!! カメラが反転して額縁の裏側に回り込むと、そこにはあのジャケ写の衣装を着てきりりと立つ男らしい姿が!!!!!!!

手越くんのこの立ち姿がもう最っっっっ高で!!!!!! 額縁を回り込むカメラアングルが!!!!!!最高すぎて!!!!!!!このショットだけで元取れる!!!!!いやもっと払わせて!!!!!!(2回目)

それくらい最高で!!!!!!!!

 

そしてそこからガシガシ踊るんですよぉぉぉぉ!!!!!

 

『恋い焦がれたトップガン!大胆に謳歌!!』

 

あなたたちが一番大胆でしょうがぁぁぁぁ!! さっきまであんなに血の気のない顔して横たわってたのに!!!こんなに生命力あふれて!!!!!踊ってるんだから!!!!!!!!!!!

もうめちゃくちゃカッコいいのっ!!!!!!とにかく見て!!!!!!水が降ってるの!!!!!跳ね上がる水しぶき天才!!!!足元ビショビショ天才!!!!!!!! ヒールで足首露わに踊ってるんだよーーーー!!!!!!!!!!!ぎゃーーー!!!!!!!!!!!!!

 

そして衣装が天才的にカッコいいんだけど、我らがデザイナー、タカヒサマスダの真骨頂では?!?!?!?!?!ってくらいダンス映えするね!この衣装!!!!!!

ライブでのトップガンは、増田さん得意の布がたっぷりめの衣装でそれはそれはかっこよかったんだけど、今回はライブ披露後にジャケ写もMVも撮影だから、ライブとかぶらないように、かつ、ダンスが見映えする、それぞれのメンバーが最高にカッコよく見えるスタイリングをわかってる増田さんには信頼しかない…………好き……………………。

そして今回の衣装に関しては、トップスをパンツにインさせるスタイルを全員にさせるか迷ってた増田さんに「初期衝動を大事にした方がいい」とアドバイスしてくれたシゲ。*1

スタッフさんから「今回のシングル、増田さんに衣装お願いしようと思うけどどう?」と聞かれ、「一番大変なのはまっすーだから。まっすーがいいならもちろんやってもらいたい」「信頼しきってるし、本当に感謝してる」と言ってくれる慶ちゃん。*2

そして出来上がった衣装を「カッコいいよね!」と素直に褒めてくれたり「これだけ服を愛している彼がやりたいと思ったことに対しては任せています」*3*4と言ってくれるてごちゃん。

こうやって3人が増田さんを信頼し認めてくれるからこそ、増田さんが作る衣装が誰よりもNEWSらしくなるんだよなぁ。すごいな、NEWSって。

プロデューサーさんからの「サビの『ダンダダダンダン』を入れてほしい」という要望も取り入れ、さらに「ジャケットにも反映されるようにと」 考えられた、白いTシャツに施されたプリント。ひとりひとり違っててそしてそれぞれすごくカッコいい!!!!!シンプルな中に個々に合わせたこだわりがほんと好き。

てごちゃんは黒いインナーを合わせてスポーティーになってたりとか、 シゲは長袖とハイネックで肌を覆うことで顔の良さが際立つし、慶ちゃんは逆に半袖で手を出すことでそのしなやかな動きがより映えるように。こやしげてごのボトムスには黒いベルトが垂れ下がってて、踊る時に揺れるアクセントになってる。シゲには金のチェーンも。 増田さん自身はスカート型のボトムスで、それ自体がダンスに合わせて揺れるスタイル。 丈が少し短めで足首を露わに踊るから、見ているこちらはその色気に何度も発狂しそうになる。

増田さんの衣装のすごいところは、それぞれの体型に合わせてあるだけでなく、メンバーの動きの癖やダンスの特徴まで把握して、その衣装を着て踊ったときにその人自身が一番輝けるようにというところまで考えて作ってるところ!だから見た目は似ていても、NEWSは踊ったときにものすごく個性が出るのだと思う。そして増田さんは目に見える部分だけでなく、その人自身の内面にあるものまで、できるだけ衣装に落とし込もうとしているように思う。

これこそ長年近くにいてメンバーを見続けている増田さんにしかできないデザインだよなぁ。あああ、好き!!!!!!!

この衣装で水が降るなかで踊るんだから。ぐちょぐちょのぐちょ(byシゲ)になりながら。

ライブでも水を使った演出が素晴らしかったけど、濡れながら踊るのって靴は相当重くなるだろうから体力も奪われるし、体は冷えるしで何十倍も大変だと思うんだ!!でもやっぱりカッコいい!!!何度でも言いたい!!!本当にカッコいい!!!!!!!! 花と水がこれほど似合う、これこそアイドル!!!!!!!全員30代になってその魅力がさらに増し増しになっちゃってんだから、富豪になって捕まえて閉じ込めたくもなるよそりゃ!!!!!!!

そして ラップパートになると薔薇の額縁から飛び出してくる4人!!!!!!! ダンスの躍動する生命力が、4人を閉じ込めていた額縁からついに解き放った!!!!!!!!

このダンスが天才的に天才!!!!!!!!! air:manさんの振り付けはいつも大好きなんだけど、今回はさらに才能が爆発してて、踊ってるどの瞬間を切り取っても好きしかない!!!!!!好きオブ好き!!!!!!!!!!

そして最後の「凛々咲いたトップガン!」(この歌詞チョー好き)とともに額縁は爆散!!!!!!!今まで自分たちを閉じ込めていた枷がなくなり、舞い散る花びらの中でのエンディングまで、息つく暇もないくらいの3分47秒。

天才たちの手による天才的な演出に、NEWSの美しい顔と声とダイナミックなダンスが組み合わさるとこんなに人を狂わせるMVが出来上がるという見本として、一刻も早く国宝に認定してほしいですね……………あざっす!!!!!!!!!

 

この本編に加えてメイキングには、こやてごの水かけバトルと言う名のじゃれ合いや、数多の増田担&シゲ担を死に陥れたシゲマスのバスローブ姿などなどが収められてて超お買い得です!!!!よっ!!お値段以上!!!!!!

このトップガンのMVが見られるのは、6月12日に発売されたNEWSのダブルAサイドシングルの初回トップガン盤です!!!!!weeeekのRepresent NEWS Mixも入ってるので超おすすめ!!!!!weeeekはライブで必ず披露されるテッパン曲ですけど、それが歌詞にちなんで慶ちゃんが35歳で再録されるの、すごく素敵じゃないですか?!?!?!NEWSそういうとこある!!!!すぐ伏線張ったり、意味付けしたりするとこ!!!!!好きです!!!!!!!!

 

そしてダブルA面のもう一つ、Love Story盤にもMVが付いてます!!こちらは甘い、甘〜〜いカレカノ目線が楽しめます!!!!キュンキュンしてせつなくて、NEWS追いかけてるとほんとに恋してるみたいな気持ちになれるんです!!!!わたしみたいないい歳した子持ちの既婚者だって、毎日がときめいて輝いてる日々を過ごせるんです!!!!すごいよね!!!!!

Love Storyの楽曲には、年末年始のライブでファンが「大切な人を思い浮かべて」初見で歌ったコーラスと手拍子&足踏みが間奏に入っていてこれも必聴です!!

こちらが愛してる以上にNEWSから返ってくる愛はいつもとてつもなく大きくて、4人がどれだけ温かで大きな愛でファンを包んでくれてるのかと思うと、幸せであふれてしまう。 だからまだ知らない人にたくさん伝えたい!!アイドルを愛しアイドルに愛されるこの喜びを!!本当に最高だから!!!!!

それにこの曲は優しいメロディにシンプルな歌詞をのせて歌い上げているピュアなラブソングだから、ファン以外でも誰にでも共感できるところがある素敵な曲です!

実際MVでも、恋人同士だけでなく家族だったり歳を重ねた夫婦だったり、たくさんの愛の形が描かれているところが本当に好きです!

 

そしてこのLove Story盤には「夢の数だけ愛が生まれる」のRepresent NEWS Mixが入ってます。こんなに素敵な歌でもかなり前の曲ということで、もしかしたら埋もれてしまったり記憶から消えかけたりということがあるかもしれないけど、こうして再録してくれることで楽曲に新たな命が吹き込まれ、またたくさんの人に聞いてもらえる。

そうやってすべての曲を愛して届けてくれるNEWSが好きです。

 

そして通常盤の方には、カップリングとしてDoragonism。

こちらは今どきのNEWSらしさ全開で、世界観盛り盛りのクセ強曲。シングル2曲とのこの振り幅の広さ!!!!!NEWSがどこまでもアイドルというものを追求しているからこそ、ここまで歌えるのではないかな~~~!!4人の歌声や個性に合わせた歌割りに想像力をかきたてられ、その世界は無限に広がり、しかも心の奥深くまで入り込んで心が揺さぶられる。好きしかないでしょこんなの!!!!!!

こんなにバラエティに富んでいるので3形態全部お勧めです!!!

このダブルAサイドシングル トップガン/Love Storyが、たくさんの人の元に届きたくさんの人に愛されますように!!!!

 

そしてNEWSのことがちょっと気になってしまっているそこのあなた!!!!NEWSは知れば知るほど奥深い魅力があるから、気になった方はすぐにでもこちらに来てほしいな!!すぐ内向きとか言われてしまうけど全然そんなことないから!楽しいし幸せだからすぐに舞い上がってしまうだけなので!!

ということで、トップガン/Love Storyからの沼落ちお待ちしてます♡♡

 

 

 

 

 

 

 

   

*1:6月9日 SORASHIGE BOOKなど

*2:6月10日 坂本美雨のディアフレンズ

*3:6月14日 Mステ出演に際してのインタビュー

*4:今日のMステ出演です!トップガン歌うから見てね♡

増田担になってから4年経ちました

トップガン/Love Story ダブルAサイドシングル発売おめでとう〜〜〜〜!!

 

わたしは11日に無事フライングゲットしました~~~!!!!

おめでとう~~~ありがとう〜〜〜〜!!!!

わたしにとって特別な日である6月11日にNEWSのNewシングルを手に入れることができて感慨無量です!

そう、11日はわたしの増田さん落ち記念日で、増田担歴も丸4年になりました!!!!

あれからもう4年も経ったのか!!

早かったような長かったような不思議な気持ちだけど、4年間も同じ人を好きで追いかけ続けてること、しかもそれが自分よりもずっと歳下のアイドルであることが一番不思議な気がしてます。

5年前の自分に言っても絶対信じなかっただろうなぁ!

 

なぜか毎年この6月11日は特別な日になりがちで、1年目と2年目の記念日はNEWSと東京ドームで過ごせたし、去年はだいぶどんよりしてたけど改めて自分とNEWSの関係を見つめ直す機会になったし、あの騒動を経てもやっぱりわたしはNEWSが好きだしこれからも応援していきたいと思ったし、そして今年はまたこんなに好きが爆発した気持ちでこの日を迎えられて良かったと心から思います!!(うたコン終わりのハイテンションでお届けしてます!ハイッ!!)

 

 

未来がまるで見えなかった昨年の6月。 もう全部だめなのかもしれないって思ったことも正直ありました。

もちろん今でもすべての問題が解決したとは思ってないけど、なにより自分の気持ちには迷いがなくなったし、4人とも大好きだよって気持ちで応援できているから、本当に幸せです。

そしてこんなに大好きなNEWSというグループの中で、メンバーみんなのことがそれぞれに大好きなのに、やっぱりその中でも増田さんのことは一番好きだし特別なんだよなぁ。それがほんとに不思議!!

こんなにも自分の好みとは違う人なのにね。

自分の気持ちが4年経ってもいまだに新鮮なことが嬉しいし、それだけ人を惹きつける魅力を持ち続けている増田さんは、本当に知れば知るほどすごい人だなぁと思います。だからそんな増田さんを見つけた自分もちょっとは褒めてあげたいな!!

もっと早くに知っていたかった気持ちが消えることはこれから先もないだろうけど、わたしが増田さんに落ちた2015年6月11日は、わたしにとってそれがベストタイミングで運命の日だったんだろうなって心から思います。

4年前のあの日に、増田さんの歌声に急転直下の恋をして今のわたしがいるわけだから、歌を聴ける機会があることは今でも特別に格別なんだけど。

それにしたって今夜のうたコンは本当にすごかった!

コラボも何もかも素晴らしかったけど、何よりもあれ! トップガンのラップ!何あれ!!!!

ご年配の方が主な視聴者層であろうNHKの生の歌番組で、新曲をテレビ初披露という場で、あのガナるような雄ラップをぶち込んでくるなんて!!!!

増田さん見てると本当に心臓がいくつあっても足りないから!!!! 今までにだって何回心臓を撃ち抜かれたことか!!!!!!!!!!

こうやって増田さんの魅力に翻弄され続けた4年間、そしてこれから先の未来も、瀕死になりながら増田さんのことを追いかけていくんだろうな。

それが幸せなことを知ってしまっているから!! 脳が、身体が、本能で求めてしまっているから!!!!!!!/////////////

毎日NEWSのニュースを追いかけて、そのたびに喜んだり悶えたりきゅんきゅんしたり、40代にもなってこんなに感情豊かな日々を過ごせてるのは増田さんのおかげです。あなたのおかげでわたしの毎日は楽しさであふれ幸せに満ちています。

ドラマとかほかにも言いたいこといっぱい下書きに詰め込んであったけど、シンプルに言いたいことはこれだけ(笑)

ま、いっか♡