Everything's beautiful

辺境の地で愛を叫ぶ

24年

この前何かを検索しようとして「増田貴久」と打ち込んだらサジェストに「嫌い」と出てきてめちゃくちゃに傷ついた。

それ以上は見てないしサジェストが表示される仕組みもよく知らないしなぜそんな言葉が出てきたのかはわからないけど、たぶん最近出た番組でのクセ強発言の影響も少しあるのかなと思った。

 

歌うこと、演じること、書くこと、笑わせること。芸能の世界で何かを表現して生きることは誰かの感情を動かす仕事でもあり、だからこそ良い方にだけではなく負の方向に感情が動かされることも、心の中に生まれたマイナスな感情をそれを表現する人に向かわせてしまうこともそれはあるだろうと頭ではわかっている。

でもこんなにもカッコよくて性格も愛らしくて、歌もダンスもうまくて自分の仕事に自信とプライドを持ち、厳しい状況にあっても笑顔を忘れずすべての活動に真摯に向き合い、グループやメンバーやファンや周りの人たちへの愛にあふれ、置かれてる環境への感謝を忘れない、ファンにとってのパーフェクトヒューマンであっても、誰かにとっては簡単に「嫌い」という感情を持たれたり、時には心無い言葉を投げつけられたりもするような、そういう世界に生きてる人なんだよな、と思うとやっぱりそのことに傷ついてしまう。

芸能人というだけで色眼鏡で見られることはきっと誰にでもあるんだろうけど、こと「ジャニーズ事務所所属」となるとその偏見がより一層ひどくなることは想像に難くない。

そんな中で続けてきた24年にはどれだけの傷や痛みがあったんだろうとどうしても思ってしまうけど、それでも誰よりもジャニーズを愛し、NEWSを愛することにまっすぐで、何にも傷ついたことなんかないようなキラキラした笑顔で、今もステージに立ち続けてることは驚異的なことだとすら思ってしまう。

 

思うことも感じることもその人の自由には違いないけれど、それがあまりにも簡単に可視化されてしまう今、嫌悪を感じる人やものに対して、よく知りもしないままに自分が感じたものが正義とばかりに発信する人が増えた中で、アイドルという職業を続けていくのはさらに困難さを増している気がする。

そんな変化の激しい時代の中で、現状維持を目標に掲げ、そしてそのためには進化を続けなければ生き残っていけないことをきっと誰よりもわかっている増田さん。

いろんなことがある今だから、そんな増田さんを見ていて、当たり前のようにこれからも続けていくんだろうな、きっと50歳になっても60歳になっても3人で歌ってるのかもと思わせてもらえることがどれだけ幸せなことかと実感する。

 

どれだけ嘲笑されたとしても信念を貫くことも、愚直なまでに仕事に向き合うことも、それを続けてる増田さんの根底にある力ってなんなんだろうか。

ジャニーズへの愛、そこに所属してる誇り、NEWSを作ってくれたジャニーさんへの思い、一緒に歌い続けてくれてる小山さんとシゲへの思い、応援してくれるファンや支えてくれる周りの人たちへの感謝、そういうものに力をもらって、増田さんは自身の人生を、増田さんにしか進めない道を選び続けているのかなと思う。

 

わたしは自分の増田さんへの気持ちが愛なのか執着なのかもわからないし、迷ったり揺らいだり傷ついたりしてばかりで、だから増田さんの強さやまっすぐさがとてもまぶしい。

好きになるほどに自分の存在意義がわからなくなって苦しくなることも多いけれど、いつも強く優しくそこにいてくれて、ステージに立つ姿を見せてくれる増田さんがやっぱり大好きだなって思う。

 

増田さん、ジャニーズとして、NEWSとして、今を生きてくれてありがとう。

ジャニーズ事務所入所24周年、本当におめでとう。

「当たり前のように"NEWS増田としていられたら」そう語ってくれた言葉のように、いつまでもNEWSであり続ける増田さんを、わたしもこれからも変わらず応援していけたら幸せです。