Everything's beautiful

辺境の地で愛を叫ぶ

「ボイス 110緊急指令室」感想

注:思いきりネタバレしてるので、まだ8話以降を見てない方は気をつけてね!

 

 

とうとう終わってしまった。

始まる前からあんなに楽しみにして、毎週時間になるとテレビに張り付いて息を飲んで見守ってきた増田さん出演のドラマ「ボイス 110緊急指令室」。発表があったその日から最終回までの約4ヶ月間、わたしにとってファンになって初めて経験する、連続ドラマに出演する増田さん、石川透として生きる増田さんを見てきた日々が終わってしまった。

そして今ものすごく情緒不安定。

何も手につかないしよく眠れないし何をしてても透のことしか考えられない。

もう透に会えないと思うとつらすぎて苦しい。

もしかして、これがロス………?

 

 

 

兄貴の奥さんが殺されたことを震える声で告げる一本の電話。そして現場に駆けつけた兄貴を振り返るときに頬を伝う涙。

増田さん演じる透の初登場から胸が痛くなるシーンだった。

でもわたしのボイスは、その放送のもっと前から始まっていたのかもしれない。

 

待ちに待ってやっと入れたWORLDISTAさいたま公演の初日。

髪を真っ黒に染めて登場した増田さんの姿をモニターで確認した時の衝撃はいまだに忘れられない。

腰が抜けるほどびっくりして本当に意味がわからなくて、隣にいた娘に「ねえ!!黒い!!なんで?!黒い!!」と叫び続けてた(迷惑)

それに何よりその短髪黒髪が似合ってめちゃくちゃかっこよかったし//////(突然のデレ)

 

その日のMCで慶ちゃんが「増田さん!髪どうしたんすか!何かあるんじゃないの?」と振ってくれたけど「何もないですよ?」と返す増田さん。「このひと目が泳いでるよー!何かあるよー!」と慶ちゃんに囃され(言葉は全部ニュアンスです)それでも決して口を割らなかったけれど、ああこれは何かお仕事なんだな、というのがそれではっきりわかった。

あの時の慶ちゃんまじサンキュー!!!!

今考えるとツアー中の黒髪なんて何かのお仕事に違いないんだけど、たぶんあのMCがなかったら理由のわからない黒髪の亡霊になりかねなかった。

とにかくこれで、髪を切って黒く染めなきゃならないお仕事、つまり演技のお仕事だな、という予想がついて、それから発表まではいつRESCUE続編のお知らせが入るか(ライブにTBSからのお花がたくさん来てたので)いやもしかしたら映画かも、などとわくわくそわそわしながら待ち構えること2週間。

待ちに待った増田さんの嬉しいお知らせは、7年ぶりの連続ドラマ出演、日テレの連続ドラマ初出演、初の刑事役、というものだった。

主演の唐沢寿明さんとバディを組む若手刑事役。「ひょうひょうとしたムードメーカーで腕っぷしが強く、バディを組む兄貴をとても慕っている」という石川透くんのキャラクター設定は増田さんにぴったりだと思った。まだファン暦4年のわたしにとっては、連続ドラマに出演する増田さんをリアルタイムで追えるのは初めての経験で、何もかも目新しく嬉しかった。

 

 

そうしていよいよ始まった「ボイス 110緊急指令室」。

クランクインは5月中旬とのことで、ちょうどあのWORLDISTAさいたまの頃。

だからあの時の増田さんはもう透が入っていたんだろうなぁ。

もちろんライブ中は全力でアイドルだけど、演技のお仕事の時はプライベートでも役が抜けないことがある、というのは今まで見聞きしていて、そしてまさにその言葉通りに石川透として生きる増田さんをこの夏はずっと見続けることになる。

 

原作は韓国ドラマで、その配信を先に見るという手もあったけど、見る時間もなかったところに増田さんが、「知らないで日本版を先に見たほうが楽しめるよ」と雑誌で言っていたこともあり、なんの先入観もなく見始めたボイス。

最初はシリアスなストーリーの中での癒しキャラという設定通り、兄貴にくっついてるワンコみたいなかわいい透だったし、やたらと「兄貴!」って言うから1話の中で何回兄貴って言ったか数えたりして遊んでいたけど、中盤くらいからだんだん雲行きが怪しくなってきた。

兄貴が大好きでたまらない透。腕っぷしが強い敏腕刑事。ムードメーカー。癒しキャラ。まさかこれが全部、壮大な振りだったなんて。

中盤からもう、黒幕は透しかいないんじゃないか、みたいな話が出てきてたけど、そんなわけないじゃん、と全然信じてなかったけど。

だってそんなことあるわけない。こんなに兄貴が大好きで、警察官の仕事が大好きで、いつも真剣に人の命を守ろうと奮闘している透が、そんなわけない…………………

 

アイドルとして「演技の現場にはお邪魔させてもらってる、という気持ちがある。」と語っていた増田さん。錚々たるベテランの役者さんたちに囲まれた若手の立場で、そんな複雑な役をやるわけない、という気持ちが、わたし自身もどこかにあったのかもしれない。

でも結局、透が警察内部の黒幕で内通者だった。

誰かを守るために共に命をかけてきた仲間たちを、ずっと裏切っていた存在だった。

透は警察官の仕事に誰よりも誇りを持ち、通報者を守るための情熱は誰にも負けないと思っていた。いや、事実そうだったと思う。今までの事件を見ていて、救出された人たちがくれる感謝の言葉に向ける優しい笑顔。その表情だけで、透がどれだけ他人のことを思いやれる人なのか、そしてどれだけ警察官の仕事に情熱を持っているかが伝わってきた。

だから脅されていたとはいえ、まさか透が…………という衝撃があまりにも強くて、全然受け入れられなかった。受け入れたくなかった。

だって、もしそうだとしたら、あまりにもつらすぎるよ透ちゃん……………………

 

 

9話。わたしの中で決定的に何かが変わった。

 

透が内通者であることがはっきりと明かされ、兄貴に呼び出されて中華屋でお互いの感情をぶつけ合う場面。

クランクインからずっと唐沢さんの背中を見て追いかけ、俳優としてもひとりの男としても尊敬して憧れ、このドラマを通じて仕事でもプライベートでも濃い人間関係を築いてきたその人に、自分のすべてをぶつけたあのシーンは、本当にこの期間での透の、そして増田さんの、人間としての成長が感じられて涙が止まらなかった。

兄貴から弟分への愛。本当の兄弟以上に、ふたりはこれまで絆を深めてきたんだな、と思うとやっぱり泣いてしまう。

透が警察官になった理由はわからないけど、制服で敬礼している笑顔の写真からは、警察官になったことが本当に嬉しかったんだろうなって伝わってくる。母親を早くに亡くし兄弟のいない透は、樋口に出会ってからは本当の兄のように慕い、その背中を追い、その情熱を肌で感じて成長してきたんじゃないかな、と思ったりした。そして透は奥さんを亡くして自暴自棄になった兄貴を、心配して一番そばで支え、荒れる兄貴の代わりに大樹の面倒をみたりもしていたんだろうな。そんな透の支えがあって樋口も徐々に立ち直り、ふたりの絆がいっそう深まったんだと思うとさらに泣けてしまう。(どうか兄貴と透のスピンオフください。出会いから第5号地区殺人事件以前までのふたりを描いたスピンオフを!!ください!!!!)

 

 

 

兄貴にすべてが知られてしまった透は、決着をつけるために真犯人の雫の元へ。

雫を殺そうと拳銃を向けるも反撃に合い拉致されてしまう。

そこは雫の父親の海辺の別荘。

いままで雫がたくさんの人を手にかけてきたその地下室で、上半身裸にされ、後ろ手に手錠をかけられ、血まみれになってうめく透…………………

父親の殺人を目の当たりにして、雫の中に眠っていた怪物が目覚めてしまったその場所で、冷酷な猟奇殺人鬼を前に何もなすすべがなく、残虐に殺されようとしている透………………………………………

 

あまりに衝撃的で、でも今までこのシーンのためにこのドラマを見てきたと言ってもいいくらい、このシーンはわたしの心を占めて離れなくなってしまった。

正義感に溢れていた若い警察官が、過ちで道を踏み外し、心に闇を抱えたまま拘束され何も抵抗できず、健康な若い男を殺すことが何よりの楽しみの殺人鬼にいたぶられ、今まさに殺されようとしている。

楽しそうに獲物をいたぶる殺人鬼、拘束された男の肉体を伝わる赤い血、うめき声のみが響く地下室。

透の鍛え上げられた体がめちゃくちゃ美しくて、だからこそその残虐性がさらに際立っていて、絶対に見てはいけないものを見てしまった気持ちになってしまう。

そしてこの場面セリフが一切ない。

雫は鼻歌でも歌い出しそうなくらいに殺人の過程を楽しみ、透は苦痛に顔を歪ませ、荒く息を吐きながらうめき声をあげる。

表情と息づかいだけで透の苦痛、絶望、悔悟、抵抗、憎しみが痛いくらいに伝わってきて狂いそうだった。

 

 

 

最終話。

突然透の手錠を外す雫。(たぶん無抵抗な透を殺すよりももっと楽しみたくなったんだろうな。心底クソ野郎)さんざん痛めつけられ、殺される寸前の絶望を味わったはずなのに、それでも透は雫に向かっていく。しかし手負いの透は簡単に跳ね返され、さらに暴行されて動けなくなる。

雫は鉄球を手に取り、最後の力を振り絞って向かってきた透を容赦なく打ち砕く。

そしてもう動かない透に、雫は何度も何度も鉄球を振り下ろす。

透の血が辺り一面に飛び散る………………

 

 

 

 

すべての台本は事前に渡してもらったと語った増田さん。

つまりはこのシーンがあることは前もって知っていたわけで、「ドラマ決まってからすぐに体を鍛え始めました!」って言ってたのは、アクションがあるから動けるようにというのももちろんだけど、このシーンのためでもあったんだなぁと思った。

どれだけすごい人なんだ。

全部を計算し、目標を定め、それに向かって決して妥協しない。

自分をとことん追い詰めて、でもそれが当たり前のこととしてここまで20年やってきた、その凄みに圧倒されてしまう。

もちろんアイドルだから、いつもは親しみやすくにこにこ笑って冗談言ってすべって、そういう増田さんも増田さんだけど、その裏にある過酷なほどの努力はいつもは隠されていて、でもそれが増田さんの表現を通して垣間見えた時に、その凄さに打ちのめされてしまう。

どれだけのことを自分に課しているのか。

このドラマのために、透になりきるために、プライベートもすべて石川透として生き、でもその合間にはアイドルとして歌を歌いバラエティ番組にも出て、そこではちゃんとアイドルとしての役割を果たす。

そのバランスがどれほど難しいか。

 

全部が完璧すぎて苦しいよ増田さん。

好きになって、今までも何度もその魅力に打ちのめされてきたけれど、こんなにもその姿を見てきてその言葉を聞いてきて、それでもどこまでも奥深く底知れなくて絶望する。

わたしが増田さんを理解できる時なんて永遠に来ないから。

だからこそこんなにも惹かれ続けるのかもしれないけど。

 

 

何が言いたいのかわからなくなってしまった。もっとドラマの感想いっぱい書きたかったのにな。

唐沢兄貴がいつでもずっとかっこよかったとか、樋口と橘がお互いを「室長」「班長」と呼び合う、馴れ合わないかんじが仕事人て感じで好きだったとか、伊勢谷さん登場からどんどんドラマのテンポがよくなってきてさすがだったとか容姿端麗な殺人鬼役がぴったりで最高だったとか、唐沢さん伊勢谷さんという名優ふたりのアクション対決に痺れたとか、沖原(キム兄)ほんとはいいやつだったのになとか、緒方(田村健太郎さん)のキャラが絶妙にうざくて大好きだったとか、兄貴と透のハイタッチは今見ると泣いちゃうとか、人間の弱さや強さを描き出したストーリーもすごくよかったなとか、そもそもエンタメとしてのツボを心得た脚本がすごく面白かったとか、透のアクションめちゃくちゃかっこよかったなとか、透のセリフが聞き取りやすくて声のトーンも絶妙だったとかとか(結局最後は透♡)

 

 

さらに最終回後にはHuluでオリジナルストーリー「CALL BACK」の配信があり、これがめちゃくちゃめちゃくちゃ(もしかすると本編よりも)よかった。

透のアップと静かなクラシックの音色で始まるのがもう秀逸すぎて、そこだけでHulu1ヶ月分の元はじゅうぶんに取れるくらい最高すぎて死んだ。

少女に向ける「おまわりさん、だよ」の優しい笑顔、蔑んだ目で犯人に銃を突きつけるシーン、夕暮れのラストカット。良質な映画を見たくらいの感動だった。せつなくて苦しくて、それを解消したくてまた見てしまう無限ループ。

警察官をやめた透は、もしボイス続編があったとしても、もう戻ってこないかもしれないと思ってしまう。

そして透ロスがどんどん加速していく。

 

 

この撮影中に増田さんは33歳の誕生日を迎え、そしてジャニーさんが亡くなるという出来事もあった。

余計に忘れられないドラマになったんじゃないかなと思う。

透の弱さも強さも悲しみも優しさも、その全身全霊をかけて表現した増田さん。

唐沢さんが「役もいい役だよね。この役をやり切れば、自分にとってすごくいいことがあると思うよ。世の中の評価も高まると思う」って言ってくれたように、そして増田さん自身の「自分の代表作となるように」という言葉どおり、きっとこの作品で増田さんの俳優としての評価は一段上がったと思う。

やり遂げた増田さんにはこれからもたくさん演技のお仕事してほしいと心から思う。

わたしは増田さんの歌声落ちで歌が大好きだし、ダンスにもさんざん魅了されてきたけど、まさか演技にもこんなに狂わされるとは思わなかったから自分でもびっくりだよ!

でもそういえば去年のゼロ一獲千金ゲームのカズヤにもさんざん狂ったんだっけ。

そしてカズヤを見たプロデューサーさんが石川透役をオファーしたそうなので、わたしがこんなにも透に狂うのは当たり前だったんだな、と今さら気づいた。

どこまでいっても尽きない増田さんの魅力にこれからもぶんぶん振り回されたいけど、今は絶賛ボイスロス継続中。

透ちゃんにまた会いたいよー!!(泣)(泣)(泣)

 

 

 

 

 

 

最後に透を演じるうえで意識した部分などの増田さんの言葉を雑誌から抜粋してのせておきます。自分の備忘録も兼ねて。

 

 

「最初に衣装合わせをしたとき、バラエティに富んだ服の中から、監督やスタッフさんと選んでいて、僕も含めみんなが『これじゃない?』って意見が一致した。そうそう、石川ってこんな感じだよねって。そこで石川のイメージが膨らんだ感じがあったし、石川という役に入るきっかけになったかも」QLAP!8月号

 

 

「心の中は(ドラマの現場には)お邪魔させてもらっているという感覚がある。もちろん出させてもらうからにはプロとしていたいけど」TV navi8月号

 

 

 

「石川は樋口さんのことが大好きで尊敬していて、樋口さんも石川を頼れる後輩として信頼している。やはり、演じる軸にあるのはふたりの関係性ですね。暗かったり、怖かったりするシーンも多いドラマだけど、樋口さんに対する石川の想いが少しだけ優しい空気感をもたらすものになれば」「石川の存在って笑わせるムードメーカーということではなく、樋口さんの隣にどう自然にいられるかがポイントだと思うんです。それって、普段の僕自身が周りに対して思うことでもあるんですよね」CINEMA SQUARE vol.113

 

 

「普段、本を読むのがそこまで得意ではないのですが、いただいた台本を読み始めて、こんなに読む手が止まらないのは初めて。読んでいると、台本の字がまるで"声"になって聞こえてくるようで、ワクワクドキドキしながら読んでいます。」TV navi SMILE vol.33

 

 

「ドラマの話をいちばん初めに聞いた時くらいから、役づくりというか、イメージみたいなものを作っていきました。主演が唐沢さんということもあって体を鍛えなきゃと思いましたね。動ける体で、増田史上、最高に体が締まった状態にしてないとなぁと」「原作のドラマが面白かったのは絶対なので、それをより面白いものにするために、自分がやらせてもらうからには少しでもプラスになれるように、違う色を足せるようにして、しっかりと役を生きたいなと思いますね。兄貴を思う気持ちだったりとか、警察官であることとか、ひとつひとつをちゃんと感じて、石川透をしっかりと生きたいなぁと思います。」TVガイドplus vol.35

 

 

「役をいただいて、まずは美容院に行って髪を染めました。自分を鏡で見ることで意識も変わるというか、そうやって形から向き合いたいなというのがあって。あと、増田史上一番締まった状態で臨みたいなと思い、ジムに行って体づくりから始めました。見た目もそうだし、内面的にもストイックに自分を追い込んでみた感じ」ザテレビジョンzoom vol.37

 

 

「(体を絞り髪型も変えて)見た目が変わった自分を鏡で見て、刑事・石川透になっていきたい」「アイドルという存在って、何でもやらせてもらえる可能性がある代わりに、何でもできなきゃいけない。(略)ずっと"何でもできるように"と思ってきたからこそ、お芝居をさせてもらうことへの熱量や思いがほかと違うということはありません。」 「声質ということでいうと、"石川の声"というのは、生まれるものなのかもしれません。きっと、石川のことをずっと考えていると、自然にいつもとは違う"石川のしゃべり方"になってくるというか。」TVガイドAlpha vol.22

 

 

「ボイスは警察官の役でシリアスなシーンも多いので、プライベートもけっこうストイックに生きてるよ。ずっとドラマのことを考えて、ジムに行く時間がない分、空き時間を見つけては運動して、普段から気をつけている食事もより徹底。以前、舞台をやった時もそうだったけど、気持ち的にずっと役を引きずっている。"役が抜けない"というより"抜かないように"している。」「ドラマの時はまっすーとは別物なんだよ。NEWSの増田でも、増田貴久個人でもなく、その役を生きるつもりで出てる」DUET9月号

 

 

 

「僕が思う石川という役を、僕が背負って、もっともっと成長させて石川というキャラクターを完成させるけど、あくまで自分で演出はしない、というかんじ。増田がやっている、みたいには見られたくない。役と僕を一緒に見られたらへこむ。

ドラマに入っている時期は性格が変わる。ずっとその役のことを考えていると、そんなに役から外れたことをしないようになってくるというか。(それはあえて?)

あえて、かもしれない。していないとダメなんじゃないかと思ってしまう。あんまり関係ないことばかり考えて違う時間を過ごしていると、役が抜けちゃうじゃないですか。歌番組やバラエティは違うけど、例えばボーっとしている時間は今は石川として居るような感じかもしれない。

とにかく役のことをずっと考えてはいる。移動中もずっと台本を読んでいる。台本を読み込みきれていないことが怖い。なるべくゆっくり読んで、ちゃんと深く自分の中に入れていくってことは気をつけている」TVガイドperson vol84

 

 

 

「今はシーンを重ねるごとに、僕の中の"石川像"が濃くなってきています。最初は手探りでしたが、だんだんと核心に近づいていけているという手応えがあります。撮影前は"増田が想像した石川"だったけど、そこから僕の想像した部分がなくなっていって、石川という人物のリアルな存在感が増している気がします。」月刊TVnavi 9月号

 

 

「石川透は、警察官としての顔とプライベートの顔が違って、振り幅がある男。僕自身はオンオフの差があまりないので、そこが難しい部分でもありつつ、どこか新鮮な気持ちにもなる。」BAILA9月号

 

 

(今ハマっている曲は?)

「ないな。ドラマの役を普段も抜かずにいるから音楽も聞く気分にあまりならなくて」DUET10月号

 

 

 

「ドラマの撮影期間中、服は3着くらいで着回し、カバンやサンダルも同じものを使っていたんです。芝居以外のことに気を使わなくていいように、という意味もあって」会報31号

 

 

(透として、増田くんが大事にしてきたものはありますか?)

「プライベートではなるべく自分を排除してたよ!」増田貴久の〇〇

 

 

「自分の中ですごく大きな作品だったボイスがアップしました!唐沢寿明さんとの関わりとしても、とても大事な役をいただけたので、WORLDISTAの途中から撮影に入って4ヵ月ぐらい、かなりストイックに取り組みました。撮影がない時も役の石川透のことを考え続けていたり、増田貴久としてのプライベートなことはなるべく感じないようにして生活していました。それぐらいやらないとできなかった役なので」月間TVnavi11月号

 

 

 

 

雑誌の露出もめちゃくちゃ多かったのでこれでもほんの一部なんだけど(どんだけ!)

増田さんの言葉を集めるほど好きが加速していく。

増田さん、ボイス110緊急指令室 石川透役本当にお疲れさまでした!!!!

大好き!!!!!!!!!